「国語が苦手だ」というならば、かなりの時間をかけて練習する必要があります。
苦手なのですから時間をかけなければいけないことは誰でもわかることです。
誰にも頼らず、自分で読解を勉強するなら、それも構いません。
ただし、次の4つの条件が不可欠です。
解き方のルールを知っている
当たり前のことですが、読解問題の解き方のルールを知らないで解くということは、数学の四則演算のルールを知らないで計算をするのと同じことです。
いくらやっても成果が出ることはありません。
どんな時にどのように解くのか、どう解くことで正解となるのか、最低限そういうルールを知っておかなければいけません。
「なぜ間違っているのか」がわかる
間違っていた場合、それがなぜ違うのか、どうすれば正解になるのかがわからないとどうしますか?
記述問題で、正解なのか不正解なのか、一部間違っているのかの判断ができなければどうしますか?
解答を写して終わり、ですよね。
それは何の意味があるのでしょう?
正解かどうかの判断ができることは必須です。
量をこなしている
「〇〇が苦手です。でも何も勉強していません。」
数学や英語はやっているのに、国語については何も対策できていないのでは、苦手なままではありませんか?
苦手だということに気付いていないから、手を付けないというのもあるかもしれません。
継続する
「テストの点数が悪かったから、国語の勉強をしよう」
そう思って始めるのはよいことです。
でも、ほぼ全員が続かない。
当塾の生徒はほぼ全員が岡山朝日高校に合格しています。
つまり、上位層の子です。
そういった子ですら、自分で継続していくことは困難なのです。
それ以前に
4つの条件を挙げましたが、それ以前に定期テストで最低70点は取れていなければいけません。
そうでなければ、日本語すら読めないといったレベルでしょう。
もしそうなら、まずは漢字や語彙などを前々学年くらい戻ってやる必要があると思います。