お子さんは問題を解いた後、答え合わせをどのようにしていますか?
まさか、〇✓をつけておしまいではないですよね?
効率の悪い答え合わせ
いくら問題をたくさん解いたとしても、ただ〇✓をつけるだけでは絶対に力がつきません。
解きっぱなしという状態では、自分の読み方・考え方のクセに気づけず、修正するチャンスを失うのです。
間違えた問題をもう一度やり直すのも効率が悪いです。
一番効率の悪いやり方は、
「子どもが問題を解き終わったものを〇✓だけをしてあげて、✓になった問題は、子どもが自力で正解できるまで解き直しさせる」
という方法です。
大手塾でこのような指導をしていると、何人もの生徒から聞きました。
おそらく、「頑張って考えさせることが大事なんです!」と言われていませんか?
・読むべき場所がわからない
・押さえるべき表現がわからない
・設問が何を聞いているのかわからない
このような状況で、いくら頑張っても国語の成績は上がりません。
記号選択問題で、アで✓、イで✓、ウで✓、ようやくエで〇というようなことになっていたり・・・
答えを見て「あ、なるほどね。」と簡単に分かった気になっていたり・・・
「あ~そっちかぁ。アとウで迷ったんだよなぁ。惜しかった。」で片づけてしまっていませんか?
問いかける
選択問題については、間違えた選択肢に対して、
「どうしてそれが答えにならないのか」
「自分の答えと、模範解答を比べると、何が違うのか」
と自分自身に問いかけることが必要です。
違うところに線を引くのもよいです。
そして、
「本文のどこにその答えの根拠があるのか」
を確認した方がよいです。
そうはいっても自分ではできない!という人は、国語の答案用紙を持ってきてください。
どんな風に勉強をすればよいかアドバイスしますよ。